MADS in London 第1日目(4)
「コン、コン」と二度、扉が叩かれた。「はーい」と超低音で答えるRemonjam。
わたしの地声は結構低い。悪戯電話の撃退には最適である。
案の定、スコーピオン様が外で「男かなぁ」と言っているぞ。
わたしが扉を開けると、
なんとMADS様は何か叫びながらずかずかと部屋に入ってきた。
おいおいこれって数秒じゃ済まないんじゃないの?
そのまま部屋の中に入って言ったが、
同室の子が椅子に行儀よく座っているのを見て
ちょっとびっくりしたらしい。
彼女が「はじめましてこんばんは、○○です」と自己紹介したら
スコーピオン様は少し引いてたらしい。
ここで彼らは「We are Mad Soldiers.」とご挨拶。
「Nice to meet you」とスコーピオン様が言ったので
わたしも「Nice to meet you」と返す。
結構すらっと英語が出てくるのね、スコーピオン様は。
スネイク様は同室のTちゃんの、British Technoを
イメージした服を見て「Nice costume!」と一言。
このあと2人は部屋の奥まで入ってきて
スコーピオン様はわたしのベッドに座り、
スネーク様はわたしのベッドの足元側の横に立った。
Tちゃんは自分のベッドに移動し
わたしはTちゃんのベッドの足元側の横に立ったので
都合スコーピオン様はTちゃんの前に、
スネーク様はわたしの前に立つという配置になった。
ここでスコーピオン様はわたし達に「寝てたの?」と聞いて、
そのままの姿勢から後ろにこてっと倒れてベッドに横になった。
(か、かわいいっ!)
その仕草にメロメロになってしまったRemonjamであった・・・。
この後すぐに起き上がったスコーピオン様は
「Welcome to London. How are you?」と
Tちゃんの方を見て言ったのだが
彼女は答え方がわからなくて黙っていたので
わたしが「I'm fine, thank you.」と答えた。
Tちゃんが「これは何の耳だと思いますか」と
ピチュウの耳を指して言うと
スコーピオン様は「ピカチュウ」と予想通りの答えを返した。
わたしはアベ様ばりの(?)高笑いをしてしまった。
こらこら、スコーピオン様を笑うなんて畏れ多い。
Tちゃんが「違います」と言うと、「そうだ」という感じで
「ピチュウ!」と2人で顔を見合わせて言った。
Tちゃんの「正解です」の言葉に「ピチュウ!」「ピチュウ!」と
ピチュウの真似をする2人。
そして「We are Mad Soldiers」と自らを戒めるように言うと
持っていた緑色のガラス瓶に入ったミネラルウォーターで
「カンパーイ」と乾杯する2人。
おいおいチアーズじゃないんかい?
この後「Present for you」とスコーピオン様からのお言葉。
プレゼントはMADS様お勧めの観光ポイントが書かれた地図。
先程説明した立ち位置の都合で、
わたしはスネイク様から地図をもらった。
スコーピオン様の方がよかったーとはちょっと思ったけど(爆)。
この後ほんの少し間が空いたので、
わたしは「I have a question」と切り出した。
「DKはどこで拾ってきたんですか?」
スコーピオン様は間髪入れずに「ごみ箱」と(おいおい)。
「どこだっけ?」とスコーピオン様に聞かれ
「あれは確か新宿のヤクザ所じゃない?」とボケるスネイク様。
でも最後にはスコーピオン様が
「(人の)紹介で」とまともな答えを返してくれました。
「日本語分かりませーん」とスネイク様は言いながら
そしてスコーピオン様に至っては
「日本語分からないよ〜。麻世が悪いよ〜」と
なぜかカイヤ川崎の物真似をしながら部屋の扉に向かう。
なんでわざわざイギリスまで来て
カイヤ川崎の物真似を聞かなきゃいけないのさ(笑)
わたしはスコーピオン様が自分の横を通ったときに
根性で(?)コート越しに接触しておいた。
(後にも先にも大ちゃんに接触したのはこのときだけだった。
できれば握手の一つでもしたかったなー・・・
誰も見ていなかったんだからしておけばよかったかも。
次はどこかで必ず握手をさせてください、Darwin様。
せっかくロンドンまで来てるんだし。)
最後に「Good night」「Good night」とお互いに挨拶して
彼らは扉を閉じて次の部屋に向かった。
今から考えると、MADS様に扉を閉めさせるなんて
かなり失礼に当たるのでは・・・まぁいいや。
スネイク様はほとんど英語を喋ってなかった。
多分、最初と最後の挨拶だけ。
きっと母国で過ごした時間が短かったから
英語を忘れてるんでしょうね。
スコーピオン様は外国にしょっちゅう出かけているからか
挨拶程度ならすらすら喋れていた。
大ちゃんと喋ったのはこれが生まれて初めてだったけど
なんか大ちゃんと喋った! という実感がない。
英語が多かったからかな?
それともスコーピオンのキャラクターが強かったからか?
多分この後に親と友人に電話して
友人にはお部屋訪問の様子を話しまくったと思う。
それでも時間にして10分前後だったと思うんだけど。
チェックアウトの際にこのときの電話代を払ったのだが
日本円にして6000円くらい取られたのだった。
ホテルの電話はものっすごく高いのよ。
2日目からは、国際電話が安くなるプリペイドカードを買って
電話したから安くあがったけど。
電話代だけで7000円かかってしまった。あーあ。